妊娠中の体重管理について
妊娠中の体重管理が妊娠高血圧症候群を予防する
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赤ちゃんが誕生するまでの約10カ月間。出産体験談は女性であれば日常でよく聞いたり、妊婦向け雑誌でも常に紹介されている。できれば妊娠期間中、順調な経過で安産を願うのが妊婦の願いである。また、できれば産後の体型戻しもスムーズにしたい。そこでキーワードとなるのが、妊娠期間中の体重管理である。
望ましい妊娠を通しての体重の増加幅は妊娠前の妊婦の体重により算出される。今回は標準体重(BMI22相当)として9~12kgとして話を進める。
筆者は標準体重で妊娠、産院から1出産まで体重増加幅10kgまでを目指しましょうと指導された。一方、つわりで2kgほど減り、初めて産院での生活指導を受けた際は妊娠前の体重より1kg程度少ない状態であった。逆算して計算すると1カ月につき1kg以下の体重増加までは許容範囲。
しかし、妊娠中のため運動には制限が生じる。カロリーも制限すると胎児の発育への影響もあることから、食事の量は妊娠前と同様にした。
一度夜にスナック菓子を食べたら足がパンパンにむくんだことがあった。その反省を生かして塩分を控えることを常に意識して妊娠期間を過ごした。その結果月0.8kg程度の体重増加にとどめ、血圧も安定しトータルの体重増加も+7.5kgに収めることができた。妊婦という時点でむくみやすい状態になっており、むくみが体重増加や妊娠高血圧症候群を引き起こす要因となることを今回の出産によって感じた。